テレビは既に死んでいる?
November 22, 2004
フジテレビと事業提携してしまいそうなYahoo!であなたは、録画も含めて一日どのくらいテレビを見ていますか?というアンケートの結果を見てちょっと驚きました。「殆ど見ない10%+1時間未満13%」を足すと既に2割以上の人が殆どテレビを見ていないんですね。私も殆ど見ない人なんですけど食事中にニュース番組を見るだけというのは、マイノリティーでは無さそうです(笑。
「インターネットしている人達の中での二割だろ?」と言う突っ込みも有りそうですけどYahoo!の2月の月次開示情報を見るとユニークブラウザ数は、8043万ブラウザ。PCを二台持っている人や会社と自宅で二度Yahoo!にアクセスする人を多めに考えて実際のユニークユーザ数は4000万人前後と思われます。(他のデータも見たので多分おおよそ合ってる)日本の人口を1億3000万人、Yahoo!のユーザ数は既に人工の30%近くまでカバーしています。無作為なアンケートでは無いので日本国民の10%がテレビを殆ど見ないと言う極論には持っていけませんがYahoo!のアンケートにから推測すると800万人~1000万人近くは確実にテレビを殆ど見ていないと考えて良いでしょう。もしもそのまんまYahoo!のユーザ以外の分を三倍出来るとしたら2400万人~3000万人が殆どテレビを見ていない?この計算にはかなり無理が有りますけどね。
アンケートでは録画を含めたテレビ視聴時間ですのでその割合は推測出来ませんが録画が普及すればするほどCMで成り立っている現在のテレビの経済的価値は危うくなってきます。テレビゲームやケータイコンテンツの普及も若年層のテレビの視聴率低下に拍車をかけ、視聴パターンも家族揃って見る事も減り、実質的な視聴者数は昔に比べると激減しています。2011年にアナログ放送が全面停止となってハイビジョンと双方向サービスを実現するテレビのデジタル化が実現すると言われますが民放各社が取り組みに消極的なのはコスト面だけでなく双方向による正確な視聴率測定は都合悪いでしょう。もしも視聴率をごまかせたとしてもCMの視聴者からのレスポンスはスポンサーにバレてしまいますし、テレビCMの価値を問い直す事になりそうです。また、インターネットは比較的購買力の高い層に大きく普及しているワケでもっとデータを正確に出せばライブドアの堀江社長がテレビを殺さなくても「テレビは既に死んでいる」のかも。
1970年代にロックが死んで、1980年代に経済が死んで、1990年代にファッションが死んで、遂に2010年頃にはテレビが死んでしまうかも......。現在のテレビCMってマトモな効果測定手法が無いのがイイですよね。それに比べてインターネット広告ってのは、インプレション数もCPCも更に効果までもまるみえなんで大変です(笑。
著作権放棄>松田

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